ブランド牛なのにリーズナブル?愛情たっぷりに育てられた三ケ日牛の美味しさの秘訣とは

こんにちは、炭火焼肉の三愛です。当店では、年間の出荷頭数が450頭ほどしかない、希少な三ヶ日牛(みっかびぎゅう)を専門に取り扱っています。

 

「三ヶ日牛の専門店」と聞くと、どのようなイメージが湧くでしょうか?高級でハイブランドなお店というイメージかもしれませんね。ですが、三愛が心がけているのは「ご家族で、おなかいっぱい三ヶ日牛を味わっていただけること」。三愛にもっとも多く来ていただくお客さまもお子さま連れなんです。ご家族で安心して三ヶ日牛を楽しんでいただけるお店として、リーズナブルな価格設定や地元の素材にだわったメニューなどの工夫をたくさんしています。今日は、そんな三愛のお店づくりについて、みなさんにお伝えしたいと思います。

上質な三ヶ日牛がリーズナブルに食べられる理由

バラカルビ焼肉

おいしい焼肉をおなかいっぱい食べたいけれど、お会計が気になる……。その気持ち、良く分かります。三ヶ日牛専門店の三愛ですが、実はお財布に優しいお店でもあります。1名さまあたり3,000円ほどの予算で、満足な食事ができる価格設定にしています。なぜ、ここまでリーズナブルにできるのか?その秘密は、三ヶ日牛という牛自体にあります。

三ヶ日牛とは、三ヶ日地区で大切に育まれる食用牛のブランドです。その名前のイメージから、和牛と思われることも多いですが、国産の「交雑種」というジャンルに当たります。「交雑種」とは、和牛に乳用牛をかけ合わせた品種のこと。育ちの良い乳用牛をかけ合わせていることで、和牛と比べてリーズナブルな価格で提供できるんです。肉質も、和牛に引けを取らないお肉であると注目されています。三ヶ日牛も、白と黒の可愛らしいホルスタインのお母さんと和牛のお父さんの間に生まれる「交雑種」なんですよ。

三ケ日の愛情がたっぷりと詰まった三ケ日牛!だから美味しい

三ヶ日牛には、健康的にすくすく育ってもらうための2つの工夫があります。

1つ目は、エサです。この地域の名産品である「三ヶ日みかん」の皮を混ぜたエサで、天然のビタミンを補給しています。さらに、栄養価を高めるために穀類の割合いを多めにして、仕上がりもふわふわにします。こうすることで、栄養たっぷりのエサを牛たちがおいしく食べられるんですよ。

三ケ日牛

2つ目は、愛情をたっぷり注ぐこと。生産者さんは、三ヶ日牛が気持ちよく過ごせる飼育環境を保つことに、とても気を遣っています。三ヶ日牛がゆっくり休めるように、牛舎はいつも清潔です。牛を一頭一頭、柵につなぐこともありません。さみしがり屋な牛の性格を理解して、相性の良い牛同士を同じ柵の中で飼っています。ロープをかけて牛を誘導するための鼻輪を牛に付けない牧場もあるほどです。

生産者さんの愛情が詰まった三ケ日牛!

生産者さんの愛情たっぷりに、元気いっぱい育った三ヶ日牛は、お肉のうま味がしっかりしていて柔らかく、脂はさっぱりとしていると好評です。出品審査会での受賞歴も多く、まさに三ヶ日自慢のブランド牛なんです。

「三ヶ日」を丸ごと「愛する」という意味で、お店も「三愛」と名付けました。三ヶ日牛の本格焼肉を三ヶ日の景色や食材とともに、おなかいっぱい味わってもらいたい。そんな想いが詰まった三愛に、ぜひお越しいただけたらと思います。